具体的な目標を設定したらあとはそれを計画に移して、ひたすら実行して、評価して、失敗した部分は修正して…この繰り返しをやっていくだけです。今回は細かく、この目標達成についてお教えしていきます。
目次
目標達成とPDCAサイクルの動画講義
まず前提として適切な目標設定ができている必要があります。
意味のない目標を達成したところで無意味ですから。
適切な目標設定の方法に関してはこちらの記事でお教えしております。
(参考記事:目標設定の仕方とSMARTの法則【例アリ】)
目標達成のためのPDCAサイクルの回し方
目標を達成する上では、PDCAサイクルを回して行くのが
最も効率的だと言われております。
PDCAサイクルというのは以下の頭文字を取ったものです。
Plan・・・目標を達成するための計画をつくること
Do・・・計画に沿って実行すること
Check・・・実行した結果と計画のズレを確認する
Action・・・確認したズレを修正する
P⇒D⇒C⇒Aという一連の流れが終わったあとはActionで修正した
結果を元に、再び新たなPlan策定に戻ります。
つまり、目標を達成するまで常にPDCAPDCA・・・というスパイラルを
繰り返していくのです。
PDCAサイクルにおけるPlan
目標を達成するための準備がplanです。
Plan(計画)は楽しいですよね。
旅行においても僕は実際に旅行している時以上に
Planningしているときの方が楽しかったりします。
さて、
例えばネットビジネスで3ヶ月以内に月収10万円
達成するという目標があるとします。
そこで今月は集客媒体を作って行き、コンテンツを100
個入れていくという具体的なPlan(計画)を立てていきます。
僕は何もやるにもこのPlanの段階では非常にワクワクしながら
手帳等に実際の計画を書いていきます。
この際にやってしまいがちなのが実現が難しい、現実的ではない
計画を立ててしまうことです。
僕も計画を作っているときはよくわからない全能感に駆られてついつい、
無茶な計画を立ててしまいがちです。
初めてパリに一人旅に行く前にワクワクしながら立てた計画は
“あそこも行って、ここも行って…”という欲張りなものでした。
実際にその計画を実行に移してみると詰め込みすぎて限られた
時間内にいけなかった観光地が3,4つありました。
スムーズに旅行自体は実行できたのですが、計画の時点で実現
不可能なものを策定していたので結果として達成できませんでした。
ビジネスにおいても無茶な計画の策定というのは”あるある”なので
そうならないように注意して行きましょう。
僕のビジネスにおいては無茶な計画の策定はしないように
実現可能性を考慮しながら作っています。
特にありがちな無茶はこちらです。
<労働力的な無茶>
1日に3時間しか作業時間が取れないのに4時間かかる
作業の達成を計画した場合、絶対に達成できませんよね。
<資金的な無茶>
例えば資金が潤沢にあればガンガン広告を打って
商品の知名度をあげることは可能です。
しかし資金に余裕がないから無料の方法だけで商品の
アピールをしていこうとする場合、資金が潤沢にある人や
企業と同じような人数に対してのアピールを計画すると
計画倒れになりがちです。
<物的な無茶>
東京大阪間を新幹線で30分で移動しようと
いうのは現在の新幹線(物)のポテンシャル的に無茶です。
PDCAサイクルにおけるDo
計画の実行(Do)においては多くの場合、継続力を
問われます。
僕が提供しているノウハウに従ってブログの記事を毎日
2記事書くことを実行したら、かなりの確率で月収10万円を達成できます。
習慣化が出来ていない人は2記事を1日書くだけならできますが、
1週間すら継続するのは苦痛なので困難だと思います。
逆に、1日2記事を習慣化できれば継続的にこれを実行することに
苦痛を伴わなくなります。(当たり前にできると感じるようになります)
歯磨きやシャワーなどは習慣化されているから毎日実行できますが、
習慣化されていない人に毎日やれって言ってやらせたら多くの人は
できないでしょう。
習慣化の技術はこちらでお教えしています。
(参考記事:習慣の作り方)
PDCAサイクルにおけるCheck
行動がちゃんと出来たか評価するCheckにおいては分析力
を必要とします。
なぜ計画通りに実行できなかったのか?何がダメだったのか?
などを分析して炙り出していきます。
ただし、ネットビジネス初心者が自力で分析するのは実際問題
難しいので、分析を依頼できる環境があれば活用していきましょう。
メンター(指導者)やコンサルタントをつけている場合、最初は
Checkをやってもらうといいでしょう。
もちろん、追々は自分の力でできるようになる必要があります。
PDCAサイクルにおけるAction
修正や改善をしていくActionにおいては特に
実行の段階で習慣化が難し過ぎたら、より簡単にしていく
ということを意識してやるといいです。
例えば一日3記事更新がきつすぎて習慣化できなかったならば、
次回の計画策定(Plan)では1日2記事にしていくといった感じです。
逆に言えば一日3記事更新が習慣化できたならばより挑戦的な
計画を策定していくといいでしょう。
Do(実行)とAction(改善)だけやる人、つまりなんの計画も立てずに
「やっては修正して、やっては修正して」を繰り返す人を僕は皮肉を
込めて“もぐらキラー”と呼んでいます。
計画を立てずに「やっては修正して、やっては修正して」を繰り返して
いる人が僕の中でもぐら叩きをしている人と重なるので笑