どうもkeishiです。今回は人間の欲求を9つに分類した理論、GDTの法則をお教えします。
目次
GDTの法則動画講義
GDTの法則とは
人間がモノを買うのは欲求
が揺れ動いたときです。
人間の欲求をGoal、Desire、Teaser
という3つ、さらに細分化して全9つに
分類したのがこのGDTの法則です。
人間の行動心理とGDTの法則
人間は理性と感情がカチ合った
ときに感情を優先して行動します。
・大事な受験勉強をしたい、が思わず
漫画に手が伸びる
・夏に向けて体重を落とす!と意気込んだ
矢先に甘いものに手が伸びてしまった
このように感情は理性をいとも簡単に
超越していきます笑
従ってセールスレターで読み手の
感情を動かす文章を書けば、必然
的に成約率は高まるわけです。
ではどういった文章が読み手
の感情を動かすのか?
答えは簡単で、
読み手の欲求に訴求する文章を
書けばいいのです。
これからこの記事で紹介するGDT
の法則というのは9つの欲求の分類です。
従って、GDTの法則を参考に人間の
欲求を把握してその欲求に訴求する
ような文章を書いていけば成約率向上
につながるというわけですね。
ではGoal、Desire、Teaserそれぞれ
の欲求と、その欲求に訴求する例文
を紹介していきます。
GDTの法則と例文
Goal:目標
Goalに分類される欲求は以下の3つです。
- Time:時間をかけたくない
- Effort:より少ない労力で、不労で、片手間で
- Money:お金をかけずに、お金を得る
1.Time(時間をかけたくない)
人間はできる限り、時間をかけずに自分の
目標を達成したいという欲求があります。
Timeの欲求に訴求する例文:
このツールを使えば、1日10分で集客できます
2.Effort(より少ない労力で、片手間で)
人間はできる限り努力したくない
生き物なのです。
ですから、
『片手までできます』『ほったらかしで成果でます』
といった言葉に魅力を感じがちなわけです。
Effortの欲求に訴求する例文:
1クリック、ほったらかしで集客できます
3.Money(お金をかけずに、お金を稼ぎたい)
お金を得たい、あるいは極力自分の
財布から出るお金を減らしたいという
欲求は誰にでもあります。
だから14800⇒9800円!と値引きされる
とこの欲求が訴求されて欲しくなっちゃう
んですね笑
Moneyの欲求に訴求する例文:
高額の集客コンサルタントに依頼せずとも
あなたのお店は集客に困らなくなります。
Desire:欲望
Desireに分類される欲求は以下3つです。
- Greed:富、名誉、貪欲さ
- Lust:愛、性的なもの
- Comfort:快適さ、苦痛や悩みのない状態
1.Greed(富、名誉、貪欲さ)
人は富、名誉、権力、社会的な
地位を望みます。
Greedの欲求に訴求する例文:
このプログラムを実践すれば部下からの
信頼の厚いリーダーになれます
2.Lust(愛、性的なもの)
我々は子孫繁栄のために性欲、または
それに付随して異性にモテたい等の欲求
があります。
Lustの欲求に訴求する例文:
このプログラムを実践すれば、誰からも好か
れる会話力が身につき、普段お高くとまっている
モデルの美女ですらあなたに心を許すでしょう。
3.Comfort(快適さ、苦痛や悩みがない状態)
悩みや苦痛から解放されて、快適な
生活を送りたいという欲求です。
Comfortの欲求に訴求する例文:
このプログラムを実践して起業すれば朝の満員
電車に乗って会社に行く必要はなくなります
Teaser:焦らすもの、本性
人間は本能に近いレベルで
『焦らされたい』という欲求が
あります。
Teaserに分類される欲求は以下3つです。
- Scarcity:希少性
- Curiousty:興味性、好奇心
- Controversy:反社会性
1.Scarcity(希少性)
人間は数が少ないものや儚いもの
に価値を感じます。
桜が綺麗で魅力的に映るのは、すぐに散っ
てしまうという希少性があるからでしょう。
このような心理があるため、人間は希少性
や緊急性で焦らされたいという本能レベルの
欲求があるのです。
Scarcityの欲求に訴求する例文:
あと残り3名です!
2.Curiousty(興味性、好奇心)
人間は好奇心や興味をそそるような
ものを本能レベルで望みます。
※動画講義の中で、興味性を刺激するために
僕が使っているテクニックを紹介しています。
Curioustyの欲求に訴求する例文:
え?まだビタミンCが体に良いと思っているんですか?
3.Controversy(反社会性)
人間は反社会的なものに惹かれます。
悲惨なものを見たとき、手で目を覆い
隠すんだけどControversyの欲求が勝っ
て指の隙間から覗いちゃうみたいな感じ。
Controversyの欲求に訴求する例文:
元麻薬中毒の男が見つけた非常識な月収1000万円メソッド
GDTに分類される欲求の強さ
GDTを理性・感情・本能と照らし合わ
せると上図のようになります。
Goalはより理性寄りの欲求で、
Teaserは本能寄りの欲求だと
いうことですね。
従って、
Goalの欲求、Desireの欲求,Teaserの
欲求はそれぞれG<D<Tの順に強いです。
セールスレターにGDTの9つの要素を全て入れる必要は無い
GDTに含まれる欲求を揺さぶるような
文章をセールスレターの中に適切に散り
ばめていくと成約率は上がります。
が、
9つの欲求全て揺さぶりをかけなければ
いけないわけではありません。
例えば、僕が過去に作成したセールスレター
ではControvesy(反社会性)の欲求に訴求
する文章は入れていませんでした。
しかし、きちんと成約は出ています。
見込み客、読み手をしっかりとリサーチ
してどの欲求に訴求するのが効果的か
を把握しておくことが重要ですね。
以上です。
コピーライティングを0から学びたい場合は
こちらの動画講義から順に閲覧ください。