ネットビジネス系の教材には「セールスページやブログのテンプレートには無難でシンプルなものを使うべき」と書かれていることが多く、極彩色を使うことはタブーとされています。しかし僕のサイトデザインやセールスページにはところどころ極彩色を使っています。
例えば当サイトの現状のロゴがこれ
極彩色以外の何者でもない色使いですね。
極彩色はケバケバしいイメージや不気味なイメージを想起させる
可能性があります。
つまり「気持ち悪い」と思われる可能性があるのです。
毒キノコは極彩色で気持ち悪いと思わせることによって食べられない
ように身を守っているぐらいですからね。
だからネットビジネス系のでデザイン教材で「セールスページやブログの
テンプレートには無難でシンプルなものを使うべき」というのは一般的に
正しいと思います。
特に日本は侘び寂びや幽玄といったシンプル・質素なものを好ましいとする
傾向にあるので極彩色の利用は確かにしないほうがいいというのも納得できます。
でも僕は人間の根本的な欲望が本当は極彩色を好んでいるのではないか?
と考えています。
もしかしたらどっかでそういうデータも出ているかもしれないですが、
僕は知らないですし一般的にあまり普及してないと思います。
でも、
人間の3大欲求である「食欲・性欲・睡眠欲」を考えてみてください。
まず食べ物
彩りが多彩な方がおいしそうにみえますよね。
次に性欲。
風俗店の内装が妖艶な極彩色であることが多いことからも
極彩色が性欲をかきたてるのは間違いないでしょう。
次に睡眠欲。
ふとんカバーって意外と極彩色の変な柄物多くないですか?
あと余談ですがギャンブル欲ってのも極彩色で刺激される
気がします。
例えばパチスロやパチンコの大当たりのときに極彩色の
レインボーになる台が多いですしね。
僕は
侘び寂びや幽玄といったシンプル・質素なものを好ましいとする
一方、ケバケバしい極彩色も好んでいる
のだと考えています。
ただし、あまりにも直球に極彩色を訴求すると
「けばけばしく下品なイメージのある極彩色を好んでいる
俺、私は世間からダサいと思われる」
という思考を働かせる可能性があるため、できるだけ
下品なイメージを消してやる必要があります。
ここで僕がやっているの9割の侘び寂び・幽玄といったシンプルな
モノの中に1割の極彩色を融合するということです。
このブログ自体も所々極彩色を使っているのにデザインは
評判がいいですが、その理由はやはり9割の白を基調としたテンプレート
の中に1割の極彩色を取り込んで下品さを消す工夫をしているからです。
これの比率が逆転すると途端に下品さが際立つようになります。
例えばセンスの悪いお金持ちの奇抜な服装みたいなイメージです。
センスのいい人は派手派手の極彩色のTシャツもほかのジャケットや
パンツなどのアイテムを控えめに統一して着こなすじゃないですか。
あれですよね。
あれも9割を質素でシンプルなアイテムで統一して1割だけ極彩色を
訴求しているからかっこいいと思えるんだと思うんですよ。
僕の場合、デザインのセンスは皆無なので直感ではなく自分の経験や
知識から抽象した「9割1割」という理論に沿ってがっちがちに作っています。
綺麗に極彩色を訴求する努力をすれば欲望を刺激するのに
めちゃくちゃ効果的故に僕はデザインに極彩色を使っている
…そんな話でした。
ps.気になって調べたら「極彩色を好む人はコンプレックスが強い」
という記事が出てきました。
ビジネスってまさに「コンプレックスを解消してあげてお金をもらう」
ってことなのでやっぱり極彩色は使いこなせればかなりセールス
ページやサイトデザインで有効だと思います。
もちろんTPOもありますけどね。