マインドシェアとはある人の心におけるシェアの割合です。例えば好きなあの人のことばかり考えてしまうというのは好きなあの人があなたの心の大部分を占拠しているということです。
ネットビジネスで今後稼いでいくにはユーザー(見込み客)の暇な
時間の”マインドシェア”を奪っていく必要があります。
ターゲットユーザーに「好きなあの人」のことではなく、我々、
もしくは我々の商品のことで頭がいっぱいになってもらわねば
ならないということです。
マインドシェアを奪える人が今後、
ネットビジネスや個人単位のビジネスで成功していきます。
まず前提としてマインドシェアはゼロサムです。
何かを考える時間が長くなれば相対的に別の
ことを考える時間は短くなります。
例えば3ヶ月ぐらい前まで僕は2chまとめサイトが好きで
よく見ていました。
つまり、僕の中での2chまとめサイトのシェアが大きかった
わけです。
しかし、最近は腕時計(といっても高級なやつじゃないです)が
欲しいなーという考えが僕のマインドシェアを奪って時計屋さん
に行ったりネットで時計のサイトばかり見るようになりました。
同時に2chまとめサイトの僕の中でのマインドシェアは減るので
2chまとめサイトを見る時間は減りました。
我々はお客さん(ユーザー)のマインドシェアをいかにして他の
競合者やコンテンツから奪って行くのかを考えずして今後、
アフィリエイトで大きく稼ぐことはできません。
なぜマインドシェアを奪うことが稼ぎにつながるのかを
説明するのに今、一般的な20代の若い人のマインドシェア
は何で占められていることが多いのかを例に出します。
別に30代でも40代でもいいのですが、僕が20代なので
例に出しやすいので。
最近であれば20代ぐらいの人であれば面白いスマホゲーム
や飲み会、SNS、テレビやブログ、それからyoutubeなんかだ
と思います。
これらが一般的な20代のマインドシェアを占めています。
ではSNSは彼らのマインドシェアを奪うことでなぜ稼げるのか?
例えばfacebookやTwitterなどのSNSは広告収入で成り
立っているわけですが、ユーザーの滞在時間が増えれば
増えるほどユーザーが広告を見たりクリックする可能性が
高まります。
つまりSNSはユーザーのマインドシェアを奪い、滞在時間を
伸ばせば伸ばすほど広告料が儲かる仕組みなのです。
トレンドアフィリエイトを実践している人も全く同じ
仕組みですよね?
ほかのコンテンツや媒体も同じでマインドシェアを奪う
ことが直接キャッシュ(利益)につながるのです。
小学生の頃、僕の頭の中が遊戯王カードのことでいっぱいになった、
つまりマインドシェアの多くが遊戯王カードに奪われて学校の授業中
も友人と話しているときも遊戯王カードで頭がいっぱいだったときは
所持金のほとんどを遊戯王カードに費やしました笑
もう一度言いますが、マインドシェアが利益につながるのですから
我々が稼ぐためには競合者(テレビ、飲み会、SNS、他の人のブログ)
から如何にして暇な時間のマインドシェアを奪えるかを考えていく
必要があります。
それはブログを運営して稼ぐ場合でもメルマガを運営して稼ぐ
場合でも同じです。
つまり電車に乗って目的地に着くまで暇だなーと思ったとき
あるいは家に帰って暇な時間にいかにしてあなたのことや
あなたのサイト、メルマガを考えてもらえる仕組みを作って
いくことが重要になってきます。
言い方は悪いですが、中毒化していくということです。
(良く言えば習慣化。)
2chまとめサイトやスマホゲームはやったことある人はわかると
思いますがえげつないぐらい中毒性が高いです。
一時期僕の中で2chまとめがマインドシェアをたくさん占めて
いたときはそれはもう頻繁に、ハム速などの2chまとめを開いて
は閲覧していました。
我々はそういった2chまとめやゲームと競合してマインドシェア
を奪い合うわけですから、それ同等、もしくはそれ以上にシェア
を奪う中毒性が高い仕組みを取り込んでいく必要があります。
ブログにしてもメルマガにしてもです。
では実際にどういう要素を取り入れれば多くの人の
暇な時間のマインドシェアを奪い、何度もあなたのサイト
やブログを開いてもらえるのかをお教えします。
■面白いor役に立つ情報を発信しているのが大前提
役に立たなくて、つまらないブログやメルマガは絶対
に読まれませんし、マインドシェアは奪えませんので
これがあることが大前提です。
■気軽にできて気軽にやめれる
通勤通学などのちょっとした暇な時間にも入り込める
ように、気軽にできて気軽にやめれるものが好ましいです。
ネットビジネス業界のマーケティングで良くオーディオブック
形式のコンテンツを配るのも暇な時間や車の中でも聞ける
のでマインドシェアを奪いやすいからです。
本やPDFだと運転中は読めませんしね。
■頻繁に考える(開く)動機がある
twitterとかだとメッセがきたり友達がなんかつぶ
やいてないかを確認する頻繁な動機がありますよね。
我々がブログを運営していくならば頻繁に更新して
いくことが一番有効です。
そうすればユーザーの中で「今日も更新されてるかな」
と考え、開く動機になるので。
メルマガも同じで頻繁に発信していって定期的にメール
ボックスを開いてもらう動機付けをする必要があります。
…メルマガを全く送らない僕が言うのもなんですけどね笑
■広がる仕組みがある
動機があって開いたら、さらに広がって行く仕組み、
例えばtwitterならメッセを確認するために開いて、
他の人のつぶやきを見て、さらに他の人の発言が目に
入ってクリックしてとどんどん広がっていきます。
トレンドブログであれば僕の講座に参加されている方には
広がって行く仕組みとして人気記事ランキングを導入したり
関連記事はこちら等を導入してもらっています。
そうすることでブログ内で他の記事もクリックしてもらえる
可能性が増え、滞在時間が上がって行きます。
いっぱい時間を割いてもらえればマインドシェアは多く奪え
ますし、マインドシェアを多く奪えばいっぱい時間を割いてもらえます。
今回はマインドシェアが奪えればブログに長く滞在してもらえるから
広告収入がより多くなるという視点で話しましたが、商品販売においても
マインドシェアを奪うことによって成約率を上げ収入を増やすことができます。
もちろんアンチ的な方向性でマインドシェアを奪っても商品購入
には結びつきません。
例えば阪神ファンで熱烈な巨人アンチの人がいるとします。
この人の中では巨人のマインドシェアは大きいですが、
アンチなので巨人のチケット購入にはおそらく結びつきません。