マーケティング

エモーショナルマーケティングの意味と事例

今回はエモーショナルマーケティングの意味と事例についてお教えします。

エモーショナルマーケティング

 

エモーショナルマーケティングの動画講義

 

エモーショナルマーケティングとは【意味】

ターゲットの感情を揺り動かすマーケティングです。

 

人間は理性1割感情9割で行動しています。
これは購買行動においても例に漏れず当てはまります。

 

凄く頭の良い人は理性で動いているのではないかと思われる
かもしれませんが、彼らも理性と感情がぶつかったら感情が勝利
します。

 

昔、アメリカの各テレビ放送局が人気映画の放送権利を競売形式
で競り合っていたときのことです。

 

そのとき、初めてコンテンツを放送権利が競売形式で落札される
ということで各テレビ局の社長が競売に参加しました。

 

うちのテレビ局はその映画の放送権利に○ドル出すよ、いやいや、
うちはそれに○ドル積んだ○○ドルだ!!みたいな競売が行われ徐々
に金額がヒートアップしていきます。

 

競りに参加した社長たちはもう、アドレナリン全開でもう理性が完全
にぶっ飛び、ライバルの放送局に負けるかと感情だけで判断し、
どんどん値段がつり上がって言ったそうです。

 

そして最終的には誰が考えても採算がとれないような
価格でその映画の放送権利は落札されました。

 

実際、大赤字だったそうです。

 

この映画を落札したのも、最後まで落札者と競っていた人間
もみな頭の切れる社長だったのです。

 

ちなみに落札者は我に返った瞬間、「やらかした」と思ったそうで、
最後まで競っていた方は我に返り「助かった」と思ったそうです。

 

頭の切れる大手テレビ局の社長ですら、理性と感情が激突すれば
感情が勝ってしまうのです。

 

特に興奮状態、緊張状態の時の人間の理性と感情の戦というのは
赤ん坊VSボブサップみたいなものです。

 

頭の善し悪しにかかわらず感情で物事を判断するわけですから、
感情を揺り動かすエモーショナルマーケティングは有効なわけです。

 

Webエモーショナルマーケティング

ネットビジネスにおいてエモーショナルマーケティング
を仕掛ける場合、文章(テキスト)で感情を揺り動かす
というのが基本になってきます。

 

ただし、あくまでそれが基本というだけであって動画や音声
コンテンツを作って感情に訴え掛けることも可能です。

 

テキスト、動画、音声等を使ってターゲットに共感して
もらい、喜怒哀楽をおこしてもらいます。

 

エモーショナルマーケティングの肝は共感してもらう
ということです。

 

共感してもらうために

ネットビジネスにおいてターゲットに共感してもらうためには
以下の3つを意識する必要があります。

 

・自分の言葉を使って書く、話す

・コピーライティングスキルを学ぶ

・心理学を学ぶ

 

まず他人の受け売りでは人の感情は動かせないし、
共感も得られないので自分の言葉を使うというのは
エモーショナルマーケティングでは大前提です。

 

また先に申したとおり、ネットビジネスにおいては文章(テキスト)
で感情を揺り動かすのでそのために文章技術コピーライティング
を学ぶ必要があります。

 

そしてネットビジネスであってもパソコンの向こうには感情で
動く、生の人間がいるわけです。

 

ですから生の人間の感情・心理を理解するために心理学を
勉強する必要があります。

 

心理”学”といったアカデミックなものだけではなく、実際に人間が
どういう時に感情がゆり動くのか、感情を揺り動かすプロは実際
どういうテクニックを使っているのかを肌で感じるのも勉強です。

 

例えば、トップクラスのキャバ嬢に接客を
受けるのも勉強になると思います。

 

彼女らはエモーショナルマーケティング実践
のプロですから笑

 

エモーショナルマーケティングの事例

例えばネット上で売っているダイエット商品の
セールスページの典型例が良い事例になると思います。

 

例えばこんなことが書いてあります。

 

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今回、このダイエットDVDを作った私も昔は太っていて、
「豚!豚!」と小学生の頃はいじめられて辛い経験をして
きました。

 

自殺も考えました。

 

しかし、それからそんな自分を変えたくて必死に
ダイエットの知識をつけて痩せる努力をしたんです。

 

なんちゃらダイエットと名のつくものは全て試しました。

 

でも結局効果がなかったり、挫折したりと成果をあげる
ことはできませんでした。

 

そんな時にあるひとつの出来事が私を変えました。

 

=中略=

 

実際にその方法で痩せられて、今度は昔の私のように
太っていることをコンプレックスに思っている人を助けたい
一心でこのダイエットDVDを販売するに至りました。

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こんな感じで、共感を獲得し、感情を揺り動かし、
そして販売につなげていくのがエモーショナルマーケティングです。

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