ネットで商品をアフィリエイトしたり販売する際、基本的に文字でセールスをかけていくわけですのでフォント(書体)も非常に重要になってきます。
目次
フォント動画講座
サイトや商品に応じたフォントの種類を選択する
日本語フォントの特徴と使い分け
日本語フォントを大きく種類分けすると以下の5つに
分類可能です。
- 明朝体
- ゴシック体
- メイリオ
- 行書体
- POP体
明朝体
<明朝体の特徴>
横線が細くて、縦線が太いフォントである。
新聞・雑誌・書籍で多く使われるスタンダードな書体。
<明朝体の与えるイメージ>
固い、古い、高級、厳格など。
<明朝体が向いているサイトや商品>
教育系サイトや商品にも向いているし、和風なサイト、
商品にも向いています。
ゴシック体
<ゴシック体の特徴>
縦線も横線も均一な太さのフォント。
<ゴシック体の与えるイメージ>
無機質、機械的、お手頃など。
<ゴシック体が向いているサイトや商品>
キャッチコピーや見出しのフォントに最適ですし、
よく使われています。
また明朝体が高級感を演出できるのとは逆に
ゴシック体は安売り感を演出できるので激安商品
や決算セールをアピールするのによく使われます。
メイリオ
<メイリオの特徴>
もともとWindows Vista向けに開発されたフォントらしいですが
今ではいろんなウェブサイトで使われているゴシック体の派生フォントです。
当サイトの文字のフォントもメイリオです。
<メイリオの与えるイメージ>
柔らかい、綺麗、女性的
<メイリオが向いているサイトや商品>
むしろ万能なフォントなので悩んだらメイリオ
といった使い方をしています。
行書体
<行書体の特徴>
明朝体派生フォントだが、明朝体異常に和風の色合いが
強い。筆で書いたようなフォント。
似たようなフォントに楷書体や教科書体などがある。
<行書体の与えるイメージ>
和風、厳格など。
<行書体が向いているサイトや商品>
明朝体と同じ。
POP体
<POP体の特徴>
ゴシック体を丸っこくして躍動感、ダイナミックな雰囲気が
より強くなったフォント。
<POP体の与えるイメージ>
子供っぽい、女性的、安い、柔らかい、POPなど。
<POP体が向いているサイトや商品>
幼児向けサイトや女性向けサイト。
英語フォントの特徴と使い分け
英語フォントを分類すると以下の2つに
分類することができます。
・セリフ体
・サンセリフ帯
セリフ体
日本語フォントの明朝体と同じイメージを与えるため、
向いているサイトや商品も明朝体と同じと考えればOKです。
GEORGIA,Futura,Garamond
ルイヴィトンのロゴは高級感がありますが、
あれはFuturaですね。
サンセリフ体
日本語フォントのゴシック体と同じイメージを与えるため、
向いているサイトや商品もゴシック体と同じと考えればOKです。
Arial,Helvetica,Myriad,VERDANA,Axis
Myriadはあまり知られてないかもしれませんが、
アップルのホームページでよく使われるフォントです。
サイトや商品に応じたフォントの大きさを選択する
フォントの大きさの感覚は声の大きさの感覚と
同じです。
高級商品をセールスする際に「らっしゃいらっしゃい!!今なら2個で900円だよ!!」
といった感じで声を大にしてセールスしませんよね?
高級商品の場合、静寂感を出した方が効果的です。
逆にセールの商品とか激安商品は声を大にしたにぎやかな
セールスの方が効果的です。
結論ですが、フォントの大きさはそれと同じ感覚なので
・高級商品⇒価格表示等のフォントを小さめにする
・お買得商品⇒価格表示等のフォントを大きくする
ことが効果的です。
■参考例:LOIS VUITTONカタログ
価格のフォントが小さめに抑えられているのがわかる
かと思います。
■参考例:ボルヴィックセール
「送料無料」や価格のフォントがかなりデカデカと表示されて
いて賑やかな印象ですね。
フォントの装飾
上から
ふち取り装飾、光彩装飾、影装飾です。
画像や壁紙等に文字を重ねるときに装飾テクニックを
用いることで目立たせることも逆に同化させることもで
きます。
※フォントの色については別途動画講義を作成しているので
そちらも合わせて参考にしてください。
てっとりばやく自分のサイトや商品の適正フォントを知る方法
てっとりばやくあなたのサイトや商品に適性のフォント
を見つけたい場合は本屋に出向いて同ジャンルの書籍を
数冊リサーチするといいでしょう。