今回はネットビジネス初心者が知っておくべき、メリットの裏側についてです。
世の中におけるメリットには裏を返せばデメリットとなる
ことが多いです。
ネットビジネスにおいてもそれは同じなのですが、そういった
メリットの裏側から目を背けていては一生稼げるようにはなら
ないです。
ネットビジネス初心者が知っておくべきメリットの裏側
【メリット1】ネットビジネスは初期投資等が他のビジネスに比べて圧倒的に 低く、初心者でも始めやすい。
上記のメリットは本当なんですが、これは
裏を返せばデメリットでもあるわけです。
初期投資が低い=参入障壁が低いということです。
つまり誰でも簡単に始められるということはそれだけ
どんどん競合者がひっきりなしに参入してくるということです。
逆に初期投資がえげつなくかかるような業界、例えば電力
業界に参入するには何億、何兆円という資金が必要になります。
だから電力事業をやりたくても簡単に個人や企業が
参入することはできません。
いや、実際には形式上は参入できるかもしれ
ないですが事実上は困難です。
だから初期投資、参入障壁が高い分野では簡単には競合者が増えない
ので不祥事を起こそうとも、不正が発覚しようとも、多少寝ていようとも
稼ぎ続けることができます。
お客さんはその業者にお金を払うのが嫌でも、競合他社がいなければ
そこから買わざるを得ないのです。
一方で一見、メリットだらけに見える”初期投資が低くて初心者でも取り組める”
分野というのは競合者がいくらでも増え続けるので少しでも気を緩めれば、
お客さんも収益のシェアも競合者に奪われます。
胡散臭い業者が「楽して寝てても当社の教材通りにやれば
ネットビジネスで100万円稼げます」みたいなことを言っていますが、
そんなわけがないのです。
むしろ、楽して寝てても稼げる分野があるとすればネットビジネス
のような初期投資や参入障壁が低い分野ではなく、、インフラ
業界のような圧倒的に参入障壁の高い分野でしかありえません。
しかし、個人でビジネスに参入しようとすれば潤沢な資金がない場合
が多いので結局、初期投資・参入障壁が低い分野でやるしかないのです。
多くのネットビジネス初心者はこの事実を理解せず、または目を背け
よくわからない業者の売り文句である「初期投資なしで寝てても楽して○○円」
に騙されて、結局稼げない上に、ゴミ教材にお金を払い続けます。
初期投資がないのであれば、競合者がたくさん参入してくるので
それらに負けないように知識・スキル・コンテンツを作る、作業量
が必要があります。
遅かれ早かれ、ネットビジネスをやっているとこの事実に
気がつくと思います。
もちろん気づくことができずに永遠と「楽して稼げます系教材」の
餌食になり続ける人や気づく前に稼げなくて辞める人もいますが。
ですからネットビジネスで稼ぐためにやることは一つです。
競合者が参入してこようとも追いつけない圧倒的な知識や
スキル、コンテンツを構築することです。
差別化をすればいいのではと思うかもしれませんが、
ほかの人以上に差別化するスキルを身につけないことには
差別化もできないので。
追いつけないほどに圧倒的なスピードで圧倒的に突き放す。
どんな物事を成し遂げるにおいても基本的に大事なのはこれです。
これさえできていればネットビジネスの初期投資が低くて初心者も
取り組みやすいというメリットの裏側のデメリットも克服することが
できます。
ネットビジネスにはほとんどリスクがない
これのメリットも本当なのですがこれも
裏を返せばデメリットになるわけです。
人間はリスクがなければ、
真剣に取り組むことができません。
多くの人はネットビジネスはリスクがないので、
途中で飽きたり、つまづいたらすぐやめてしまうのです。
100円均一の時計をなくしても「まぁいっか」とすぐ諦めますが
100万円のロレックスをなくしたら本気で探すでしょう?
リスクがあるから人は本気で行動するし、リスクがなければ
直ぐに「まぁいっか」的な思考に陥ったり、諦めてしまいます。
ほんのひと握りの、リスクなどなくても常に自分を律し、
思うがままに目標を達成したり、行動できる人間を除き、
自らリスクを取ることで本気になることが重要です。
リスクを背負って自分のモチベーションをコントロール
するということです。
なんだかんだ高額塾や高額コンサルに参加した人が
稼げる割合が高いのはそこだと思います。
金銭的なリスクを背負い、元をとらなきゃやばいとか、諦められ
なくなってまともに作業するようになるから、結果として稼げる
ようになるのです。
リスクを全く取れない人というのはどの分野にもいます。
ネットビジネス初心者であっても全部無料でやってやろうという
金銭的リスクを一切取らない人も結構います。
こういう姿勢の人の中から稼げる人が出てこないのはもちろん
有料のノウハウやツールに投資できなくて効率が悪いというのも
一つ理由としてはありますが、リスクを背負っている人に比べて
本気度が圧倒的に違うのです。
リスクというのは避けなければいけないと思われがちですが、
成功するためには取るべき時には取らなければいけないのです。
簡単な例を出しましょう。
参加費1000円で、参加すれば100%2000円が当たるくじ引きAと
参加費1000円で参加すれば50%で0円になるし、50%で10万円に
なるくじびきBがあります。
くじびきAは必ず投資した1000円が増えるのでノーリスクです。
そして期待値は2000円。
一方、くじびきBは投資した1000円が0になる可能性があるので
リスクがありますが、期待値は5万円です。
リスク完全回避型の人間はこういったくじびきを選択する際に
くじびきAしか選べないということです。
こういった選択の積み重ねがリスクを取れる人間と取れない
人間の間での差を広げていきます。
自分にとっての期待値(+)が高くなるのであれば多少のリスクは
取るべきですし、物事を達成する際はリスクを取ることで本気度
が上がります。