最近TVCM等でもよく見かける吉田ちかさんというyoutuber(youtubeで生計を立てる人)をご存知でしょうか?かわいいルックスに、面白い英語教育youtuberとしてなにかと話題になっています。
引用元:http://blog.livedoor.jp/bilingirl_chika/
目次
吉田ちかのプロフィール
吉田ちかさんの所属する芸能事務所に彼女の詳しい
プロフィールが載っていました。
小学校1年生時に父親の仕事の関係でアメリカ・シアトルに渡米。
以後、16年間をアメリカで過ごす。
ワシントン大学・ビジネススクールに入学。
経営・アントレプレナーシップ、マーケティングなどを学ぶ。
卒業後帰国。大手外資系コンサルティング会社に就職し、
金融機関のシステム関連プロジェクトに従事する傍ら、
2010年から2年間、銀座にてネイルサロンを経営。
2011年よりYouTubeにて英語学習コンテンツ「バイリンガール英会話」を開始。
その再生回数は700万回にも及ぶ(2014年1月現在)
2014年からは、「Chika’s Japanagos Channel」を開設し、世界に日本文化を発信。
引用元:http://www.yoshidamasaki.com/member/post1169/
大手コンサル会社の社員時代には銀座でサロンをオープン…
この頃おそらく25-26歳でしょうから若くして経営者だったわけ
ですね。素晴らしい行動力の持ち主だと思います。
ちなみに大手コンサル会社ってどこだろと思って色々
調べましたが結果、公開されていませんでした。
なんかネット上ではマッキンゼーとかボスコンでは
ないかと言われていますが確定情報は出回ってないようです。
1984年生まれらしいので、年齢は現在30歳
ですが、見た目よりもずっと若く感じますね。
さて、
最近吉田ちかさんが出演しているyoutubeのCMを頻繁に
目にする機会がありますが,その中で以下のことを言っていました。
“コンサルティング会社で働いているときは大きな組織の中で
イマイチ自分の存在価値が見えなかった。
自分の伝えたいことを伝えられる動画作りが楽しくて気が
ついたら会社をやめちゃっていた。”
会社にとらわれずに好きなことをして暮らす、そういう
姿勢が多くの人の共感を得ているようです。
バイリンガール吉田ちかの年収・収入
Youtuberの年収・収入ってかなりの方が気になって
いるようですね。
Youtubeの場合、アップロードした動画に広告を掲載する
と再生回数に応じて収入を得ることができます。
ちなみに動画再生1回あたりの収入は0.1〜0.5円程度です。
吉田ちかさんの収入は2014年1月のNHK出演時に
月収20-35万円と表示されていたようです。
意外と少ないように思えますが,これが多い方か少ない
ほうかで言うと相当多い方だと思います。
日本のyoutuber収入トップのHIKAKINさんの
年収は1億円超えとも言われていますがあれは
もう別格です。
ただしHIKAKINさんに関しても吉田ちかさんに関してもそれらは
あくまでYoutubeの広告収入だけの話です。
実際は広告収入に加えて、他のビジネスにも
派生しているのでもトータルの収入はもっとあります。
例えばHIKAKINさんならスカルプDというハゲ予防のシャンプーの
CMに出演されていましたし、吉田さんに関してもテレビ番組、CM等
出演されているので少なくてもそういう出演料収入があるはずです。
またこれだけの知名度とブランディングを獲得したら今後、
確実に本を出版するでしょうからそこで収入はさらにハネる
でしょうね。
バイリンガール吉田ちかの凄さ
吉田ちかの進化速度
個人的に吉田ちかさんの動画を見てすごいと思ったのは
動画の編集技術の進化っぷりです。
というのも初期に比べて圧倒的に最近のビデオの
編集技術が上がっているのです。
初期のやつ(aとtheの使い分け)
比較的最近のやつ(妖怪体操)
本当に同じ人が編集したのかって思うぐらい
差があります。
日課として動画をアップロードする中で、どうしたら
もっとうまくできるか、もっと価値を提供できるかを
追求して漸変的に編集スキルを磨いて行ったのでしょう。
(もしくはプロをつけたのかな。)
アフィリエイトやyoutuber、一見好きなことして楽に稼げる
ように思われがちですが、成功するには努力が必要です。
どっかで聞いた言葉ですが、努力した人が全員成功するわけ
ではないけれど、成功した人は全員努力しています。
楽しい、やりがいがあるから努力できる、そして努力した結果
youtubeで稼げているわけです。
教育コンテンツでの成功
価値というのは教育性×エンターテイメント性です。
商品やコンテンツの価値は役に立つ度(教育)と
面白い度(エンタメ)で決まります。
商品、コンテンツの役割によって教育とエンターテイメント
どちらに重点をおくべきかは異なります。
予備校の授業は教育(お役立ち度)に重点を置くべき商品だし、
映画のDVDはエンターテイメント(おもしろさ)に重点をおくべき
商品です。
YoutuberはたくさんのPV数を稼ぎ、広告費で稼ぐビジネスです
からよりたくさんの人に見てもらうことを考えると教育よりもエンタ
ーテイメントに重点をおくのが定石です。
基本的に大衆はお勉強より遊びの方が好きですから。
(←もちろん僕もどっちかといえば遊びの方が好きです笑)
PV数を最大化したいならやはり大衆を意識しないといけない
わけです。
実際、他の上位youtuberはエンターテイメントに重点を
置いた動画コンテンツを作っています。
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参考:YouTuber年収ランキング
第1位 HIKAKIN
第2位 マックスむらい
第3位 Kan & Aki’s CHANNEL
第4位 レオンチャンネル
第5位 はじめしゃちょー
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HIKAKINさんの場合は料理、ゲームなどジャンルは多岐に
わたりますが総じてエンタメに重点を置いています。
マックスむらいさんに関してはパズドラのプレイ動画コンテンツ
が主軸なのでやはりエンタメに重点を置いています。
他のyoutuberも総じてエンタメ系が軸のコンテンツです。
しかし、
吉田ちかさんのコンテンツは”英語を学ぶ”という
教育コンテンツです。
教育を主軸にしたコンテンツであれだけのPV数を
稼げているというのはすごいです。
バイリンガール吉田ちかに学ぶ大衆の巻き込み方
吉田ちかさんの動画コンテンツの軸が英語を
学ぶという教育にあると言っていきました。
しかし、彼女の動画コンテンツは教育を主軸としつつ
もかなりエンタメ性が含まれています。
これが今後、ネットビジネスや教育産業で、より多くの
人を巻き込み稼ぐときに意識すべきことです。
やはりゴリゴリの教育コンテンツでは多くの人を
巻き込むことはできません。
いくら役に立つ話でも、ターゲットが耳を傾けなければ
価値を伝えることはできません。
例えば僕の小学校、中学校の時の先生はおそらく役に
立つ話をしてくれていたんだと思います。
でも僕は聞いてないのです笑
なぜならあまりにも話がつまらないから。
僕が小学校、中学校の時の先生から
受け取った価値(教育×エンタメ)は0に近いです。
つまらないから話を聞かない⇒聞かないから役に立つ価値を
享受できないので価値を受け取れませんでした。
教育に重点を置きすぎるとこういうことが起こるのです。
学校教育の場合は聞かなかった生徒(僕)が悪いで
話は片付きますがビジネスとなるとそうもいきません。
売り上げ成績の芳しくない営業マンが”役に立つ話をしようと
思っているのに客が話を聞いてくれない,客がクソだ”と嘆いて
いたらどう思いますか?
「いや、お前の話がつまらんから自業自得だろ!!」
そう思いません?
学校教育という異質な空間では確かに聞かない奴が悪い
で済みますが、一般的な社会ではむしろ耳を傾けてもらえない
奴が悪いのです。
そして耳を傾けてもらうための有効な手段として教育コンテンツに
おいてもエンタメ性を高めるという方法が有効なのです。
そう言う意味で、教育コンテンツにエンタメ性取り込んで
たくさんの人を巻き込んでいる実際に成功ケースとして
吉田ちかさんの動画コンテンツは大いに勉強になると思います。