マーケティング

スコップを1万円で売りたい3兄弟の戦略

さて今日はふと思いついた僕の壮大な創作話をシェアしたいと思います。この創作話、ストーリー自体は紛れもなく3流ですがビジネスで稼ぐための重要な要素が含まれているので読むと報酬が爆上がる(かもよ)

 

昔々、あるところに3兄弟の
スコップ売りの少年がおりました。

 

名を安吉,虎吉,鮫吉といいます。

安吉は体育会系で、虎吉はガリ勉系で
鮫吉はイイやつ系でした。

 

鮫吉は女の子に告白すると

「鮫吉君はいい人だけど恋人としては‥」

って言われる、そうゆうやつです。

いい人

 

3人共、家業でスコップを1本1万円で売るという仕事を
していたのですが、スコップなんか街ではそんなに
使わないので闇雲に売っていたのでは売れません。

 

「くそっ、堀り心地も耐久性も抜群なのになんで売れないんだ!!」

発狂する鮫吉。

 

売れない日が続き飢えで夜寝られない日もありました。

 

3人の少年は必死に考え
「街中で売っていてもスコップに需要は無い。
鉱山にいけばスコップの需要があるやん!!(素敵やん。)」

素敵やん

と思いつき街から鉱山に遠征することを決意し出発。

 

なんとか鉱山に着く三人。

 

金銀を掘り当てる人々の熱気を前に

「ここならスコップが売れるね、安吉、虎吉兄ちゃん‥」

と鮫吉がつぶやきました。

 

しかしこれが鮫吉の最後の言葉となります。
直後、鮫吉は栄養失調で帰らぬ人となりました。(さらば、鮫吉よ。)

 

安吉,虎吉は到着した鉱山で金銀を掘っている
人々にスコップを売りました。

 

思ったとおり、需要があったのでバンバン売れ、
しかも作業員たちは今まで使っていたスコップとは比べ物に
ならないフィット感、ほり心地感、耐久性、イケてる感に驚き、
安吉,虎吉はたくさんの作業員から感謝されました。

 

スコップの素晴らしさが作業員たちのあいだで広がりクチコミで
どんどんとスコップが売れていきます。

 

安吉,虎吉は一応言いました、
「鮫吉よ、お前の死は無駄にしないぜ(棒」と。

 

しかしある時を境にぱったりと鉱山でスコップが売れなくなります。

 

スコップが全作業員に行き届いてしまい、さらにスコップは素晴らしい
耐久性だったため、全くぶっ壊れなかったので誰も買う必要がなくなって
しまったのです。

 

安吉,虎吉「ファッ!!」

ファッ

 

安吉,虎吉はもう鉱山の作業員たちにはスコップが売れないこと
を悟ると鉱山から街へ引き返します。

 

帰る前に、鮫吉の亡骸を埋めた場所から1輪の花が咲いていたのをみました。

一輪の花
咲いていたのを見て、「鮫吉は生きているとき、頭の中もお花畑だったな」
と安吉と虎吉は思いました。

 

さて街に帰ってきた安吉と虎吉、だんだんと鉱山で築いた財産も
減っていきました。

 

このままでは鮫吉のようにやがて飢え死んでしまう。
そんな思いがある日、安吉を変えました。

 

どちらかというと温厚だった安吉はある日を境にセカンドバック、
胸元のざっくり空いた黒色の立ち襟のポロシャツ、サングラスを身に付け
るようになりオラオラ系へと変貌しました。

 

街でのスコップの売り方もオラオラ系へと変貌します。

「買わないとどうなるかわかりませんよ?」

と気の弱そうな人に徹底的に圧力をかけて押し売りする
術を身につけたのです。

 

服屋さんに行くと店員が徹底的に後ろからついてきて
「あれもこれも買えよ」的なオーラでグイグイくる例のあれです。

アパレル

 

例のあれを身につけた安吉のおかげで多少スコップの
売り上げが出るようになります。

 

しかし、元々スコップなんかいらない人に無理やり売って
いた安吉は「ヤスキチ被害者の会」の抗議活動によって
街で石を投げられるハメに。

 

安吉は元々精神の強い人間ではなかったので
寝込むようになります。

 

虎吉は安吉の看病をしながらマーケティングの
巻物を読みあさります。

 

そこで付加価値をつけるというマーケティング手法を
活かす方法を思いついたのです。

 

虎吉は

「スコップ単体では売れない。ならば付加価値として買ってくれた
人に金銀の埋まっている鉱山の場所を教えてあげよう。」

 

この付加価値戦略はそこそこ成功しますがやはり客側からして
みれば

買うまで金銀財宝が眠っている鉱山が本当に
教えてもらえるかわからない

わけですので信用せず買わない人も大勢いました。

 

どうしたら信頼してもらえるだろう‥
そう考えながら家で虎吉がやす吉を看病していると

「ニイチャンタチ、マダマダデンナ」。

 

安吉と虎吉は耳を疑いました。
この口調は紛れもなく‥

安吉,虎吉「鮫吉っ!!!???」

 

そう、そこには死んだはずの鮫吉の姿が。

 

しかし生前はカタコトでも関西弁でもなかったので
若干の違和感がありました。

 

しかもよく見ると肌の色が銀色です。
そう、これは紛れもなく‥

 

安吉,虎吉「ロボット鮫吉っ!!!」

メカ沢

ロボット鮫吉「オレガ、カセイデクルカラ、ソレマデミカンデモクッテナ。」

 

そう言い残して鮫吉は再び街へ繰り出します。

 

しかし、安吉と虎吉は思いました。

(‥鮫吉、スコップ持って行かなかった)

 

しかし、その1週間後、ロボット鮫吉は100人以上の
客をつれて帰ってきます。

 

客は俺が買うのが先だ、いや俺が買うのが先だの
てんやわんや状態で家の中は嬉しいかな、もみくちゃに。

 

夜になって久しぶりに兄弟3人で食卓を囲みます。

 

「それにしても鮫吉よ、どうしてあんなに客をゲット
できたんだい?」安吉と虎吉は訪ねました。

 

鮫吉は「ソレハデスネ‥カクカクシカジカデ‥」

語り始めましたが、カタカナで書くと読みづらいので
僕が説明します。

 

鮫吉は一攫千金を夢見る街の人に無料で金銀財宝が
眠っている鉱山の場所から効率的なスコップを使った堀り方
まで全て教えてあげたのです。

 

半信半疑だった人も実際に鉱山に出向くと本当にゴールドラッシュを
目の当たりにして確信します。

 

そして鉱山の作業員たちは3兄弟のスコップを使いながら
「マジこのスコップ神なんですけどぉぉぉ」的な発言をしているわけです。

 

鉱山で本当にゴールドラッシュの存在を確認し、さらには
ロボット鮫吉に教えてもらい掘り方も知っている、ダメ押しで
実際に3兄弟のスコップを使っている人のクチコミ‥

 

ここまでくれば街でスコップが
売れるのに時間はかからないわけです。

 

街の人口は鉱山にいた人々とは比べ物にならない
ぐらい多かったので3人は一生裕福に暮らしたとさ

おしまい

 

あとがき:街の人々はスコップを買い、実際に金銀を掘り当て
次々に大金持ちになり、後に3兄弟の銅像が街にそびえ立ったとか。

 

 

いかがでしたでしょうか?この話の要点がつかめれば
あなたが自律してビジネスで爆発的に稼げるようになる日は
近いです。

 

めちゃくちゃ色々なマーケティングの考え方を散りばめてやりました
が、今後一番重要になってくるのは鮫吉(ロボットver.)のマーケティング
手法。

 

これができれば、商品は売れますしあとがきで書いたように消費者に
感謝されます。

 

あなたが業務用コーヒー豆やドリップマシーンを売りたいならば
「コーヒー屋を経営したい、でもノウハウが無い」って思っている人に
経営ノウハウからどこの販路がいいとか全部タダで教えてやればいいんですよ。

 

実際にその人がそのおかげでコーヒー屋を経営できるようになれば
業務用コーヒー豆やドリップマシーンを買う必要が出てきます。

 

その時にきっと

「親切に教えてもらった人(あなた)からコーヒー豆や
ドリップマシーンは買おう」

こう思ってくれます。

 

つまり僕がいつも言っている

執拗に売り込まなくても商品が売れる状態

が実現するのです。

 

ビジネスの神様として知られるドラッガーも

「マーケティングしっかりしてれば
販売(売り込み)は不要やん。それって素敵やん」

と言っています。

※本当は「マーケティングの理想は販売を不要にすることだ」
と言ってます。

 

売り込んで買ってもらうのと自主的に欲しいと思って
買ってもらうのとでは明らかに満足度が違います。

 

あ、自主的に買うほうが満足度は高いってことです。
満足度を高い水準に保てばリピーターが付きます。

「この前、あなたから買ったドリップマシーンも豆も最高でした。
あなたから買うものに間違いはないと確信したので机も椅子も
レジのキャッシャーも全部あなたから買います」

 

リピーター、もっと言えばファンです。
このロジックさえ頭に入れておけばあなたには長期的に報酬が発生
し、買った人は満足します。

 

ちゃんとノウハウを教えて、良いコーヒー豆とドリップマシーン売ってれば
買った人はちゃんとカフェ経営で稼げますから満足するということです。

 

悲しいかな、ここまで考えてアフィリエイトをやっている人が全体の1割
以下しかいないので物語風にしてマイルドにして記事にしました。

 

特に教材やツールの物販アフィリしている人は
「買わないと稼げませんよ、地獄落ちますよ」的なこと煽るだけ
煽っておいて気の弱い人間から搾取する安吉みたいな人が多すぎ。

 

必要に応じて煽って背中押してあげるのは全然肯定的だけど
「買わないと稼げない」ってのは販売者が言うことではなく、
お客さんに自主的に感じてもらったほうがいいというのが僕
の意見です。

 

トレンドアフィリならばそこまでこういったマインドは影響しないかも
しれませんが物販や教材アフィリではこういった販売を追求するマインドが
報酬にかなり影響を及ぼすのでしっかりと頭に入れておくといいですよ。

 

他にもマーケティングの考え方をいくつか散りばめたので
残りはメール講座の中でそのうち解説します。

 

ps.安吉、虎吉、鮫吉へのファンレターはこちらまで↓ ↓ ↓
keishi@gmail.com

 

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